Gibson MK-53 / エンドブロック割れ修理

ID1959-4.JPGエンドブロックが横に割れていてスキマゲージが入り込みます


ID1959-51.JPG接着剤を注入しやすくするためホールド台にセットして外側から割れ部付近を押し割れ口を広げます




ID1959-39.JPG接着剤を割れ部に十分注入したら箇所周辺をよく拭き取っておきます。それから上下からクランプして割れ口を閉じさせます

ID1959-33.JPG接着剤がはみ出てきましたのでよく拭き取っておきます

ID1959-36.JPG割れ口に突っ張り棒をセットし押し付けてさらに密着させます

ID1959-22.JPG突っ張り棒はScissor Jackを利用して作りました。かなりの力で押すことが出来ます



ID1959-47.JPG割れ部が接着されました。ただこのままだと見た目に悪いので補強を兼ねて補強プレートを取り付けます



ID1959-12.JPG将来、ピックアップを取り付ける可能性もありますのでエンドブロックの厚さを測り、エンドピンジャックが装着出来る長さを計算し補強プレートの厚さを決めます




ID1959-54.JPGダンボールで補強プレートの型を作り箇所にセットして収まり具合を確かめます



ID1959-61.JPG型を参考にマホガニー材で補強プレートを作ります



ID1959-68.JPG補強プレートの接着。プレートに当て木を仮接着しエンドピンの穴にボルトを通して締め付けます。割れ部付近には突っ張り棒をセットして締め付けます



ID1959-66.JPGエンドピン穴を利用してボルトで締め付けます



ID1959-110.JPG補強プレートの接着が出来ました。エンドブロック修理の完了です!