Koaloha OPIO / ソプラノウクレレの裏板はがれ修理

ID2383-8.JPGKoaloha OPIO ウクレレを購入して間もなく落としてしまい、裏板がはがれて一部割れてしまいました。ご本人はさぞかしショックだったでしょう。でも幸いにはがれや割れが小規模なので上手く直ると思います

ID2383-9.JPGはがれた箇所にはすき間ゲージが入り込みます(約8cm)






ID2383-34.JPG内側からもスキマゲージ棒ではがれを確認します

ID2383-30.JPG思ったより素直にはがれているようですが、側板にゆがみが生じていて接合部が少し段差になっています


ID2383-52.JPGこの修理に使用する工具類です




ID2383-39.JPG接着剤残りを拭き取る為のガイド棒のテストをします。 あらかじめ接着手順を確認し、順番に使う工具類を用意しておきます

ID2383-35.JPGタイトボンドではがれ箇所を接着します。その際、内側から突っ張り棒でサイド面を押し出してツラ合わせをしながらスプールクランプをセットします

ID2383-49.JPG接着剤残りが乾く前に準備しておいたガイド棒でよく拭き取っておきます

ID2383-59.JPG接着後、微妙なすき間にウッドパテを充填します

ID2383-65.JPG接着箇所をツラ出ししたら、着色タッチアップします

ID2383-67.JPG内部もクリーンアップして周囲と同じ雰囲気に仕上げます

ID2383-74.JPG割れ部にアロンアルファを注入して接着します

ID2383-78.JPG割れ箇所をタッチアップ塗装します

ID2383-82.JPGヤスリなどを使って割れ部のツラ出し研磨をします

ID2383-87.JPGネックやトップをマスキングして箇所周辺をオーバーツヤケシ塗装をします

ID2383-96.JPGハンドポリッシングで周辺の雰囲気に合わせて塗膜のツヤを調整します

ID2383-112.JPGいい感じに仕上がりました!

ID2383-101.JPGということで購入時のいい状態に戻りました!あとは練習あるのみですね。(笑)